(門徒会 熊田光男さんが毎日社員の皆さんにメールを発信しています。
それのいくつかを転写して掲載しています。今回は2014/03/05のメールです)
社員の皆様へ
「うそつくと、エンマ様に、舌を抜かれるぞ!」
「そんなことすると、地獄に落ちるぞ!」
私が、子どもの頃、よく聞いた話です。
『地獄絵図』に描かれている、鬼やエンマ様の顔を思い浮かべ、
うそや悪さをしてはいけない、と思ったものです。
科学の発達は、
私たちが、ワクワクしたUFOや、ドキドキした、お化けの存在、
そして、地獄・極楽までも、
過去のおとぎ話に閉じ込めつつあります。
私には、死後の地獄、極楽は、行ったことが無いのでわかりませんが、
生きている中での、地獄、極楽は、毎日、直面しているので、
その存在を、理解しているつもりです。
一休さんの話です。
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とんちで有名な一休禅師の問答(もんどう)に、次のような話があります。
「極楽は、西にもあれども 東にも
北(来た)道探せ南(皆身)にもあるぞ」と、
一休禅師が云いますと、
武士が、
「あなたは、いつも地獄極楽の話をするが、
地獄極楽は、存在するだろうか」と、尋ねました。
一休禅師は、
「地獄極楽は、あるようであって、
ないようでもある」と答えます。
何度たずねても、同じ答え。
武士は、怒りだして、刀の柄(え)に手をかけました。
一休禅師は、
「その姿こそ、
まさに地獄じゃ」と。
武士は、自分の姿に気づいて、平伏したそうです。
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「地獄・極楽」は、
鏡の中の自分に問うてみると、
見えるかもしれませんね。
さあ、今日も、「TSUTAI」ブランドを構築しましょう!
『執念』をもって「考えて考えて考え貫く」・・・頑張りましょう!
代表取締役社長 熊田光男