悩むことはいいことだ
どうしよう!
どうしよう!と
身動きがとれないことがあります。どうしたらよいのか?
悩むことがあります。
行き詰まることがあります。
先輩は、
「悩むということは、いいことだ!飛びあがる時は、一度沈まなければいけない!
立ち止まりなさい! 共に学びましょう」
と呼びかけられたと言います。
悩むこと、思い通りにならない時こそ、大切なのだと。
それは、前提にして疑わない「私」という在り方を問う契機となるからだと。
思い通りになることが、幸せだと思って疑わない私を、ほんとにそうなのか?と問いかけ、真の生き方を探す歩みを与えてくれるチャンスになりうるからだと。
「悩む」というとき、
結局は、「自分がかわいい」ということに根ざしているのでないか?
人は、問われたり、責められたり、否定されたり、壊されることが、何よりも嫌なのだ。
悪人と思われたくないのだ。いい人でいたいのだ。
まさに「都合のかたまり」だ。
自分の都合をいつも心配しているのだ。
メンツが潰れるとか、
メンツが、立たないとかで、悩んでいることが多いと思う。
私の場合は(^_^;)。
そう気づかされると、現状に向き合い直し、どう、態度を取り、決断するのかを改めて思案する。
そういう生き方が
与えてられてくるのではないか?
もっと悩め!!
と先人の声が聞こえてくる
南無阿弥陀仏
This entry was posted in
住職の思いつき. Bookmark the
permalink.