社員の皆様へ
某大手ショッピングモールが、激安店舗を拡大することが、発表されました。
独自のプライベートブランド(PB)で、単価を抑えるということで、
コンビニの倍くらいの広さの店舗を展開するようです。
「激安」というのは、消費者にとって、望ましく思えるかもしれませんが、周辺の店舗を閉店に追い込み、
仕入先も利益ギリギリでの運営を強いられ、従業員給与にも反映できない、まさに、「デフレ」の根源です。
自分だけが勝ち残る、弱肉強食の「新自由主義」から、もうそろそろ、真剣に決別すべきだと思います・・・
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ひとりの男が、天国と地獄について神様と話をしています。
神様が男に言いました。
「こちらについて来るがよい。地獄を見せよう」
二人が最初に入っていった部屋には、
人間たちが、煮物の入った大きな鍋を囲んで座っていました。
全員がひどくお腹をすかせ、生きる望みも、すっかり失くしたように見えます。
皆、スプーンを鍋に入れては、煮物を口に運ぶのですが、
スプーンの柄が、腕より長くて、口に届きません。
その苦しみようと言ったら、それはひどいものでした。
「さあ、今度は天国を見せよう」
しばらくすると、神様が言いました。
二人が次に入っていったのは、先ほどとまったく同じような部屋でした。
煮物の入った鍋、そして柄の長いスプーンがあり、人間たちがいました。
ところが、この部屋の人たちはお腹も十分に満たされ、
その顔は、幸せに輝いていたのです。
「なぜ、ここにいる人たちは、こんなに幸せで、
さっきの人たちは、あんなに惨めなのでしょう?
条件は、まったく同じだというのに!」
神様は、ほほ笑むと、
「それは、とても簡単なことだ」
と言いました。
「ここにいる者たちは、お互いに食べさせ合うことを学んだのだ。
ただ、それだけの違いなのだよ」
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年内解散の可能性が高くなってきています。
これからは、国がコントロールする、「大きな政府」でもなく、
市場がコントロールする、「小さな政府」でもなく、
適度な競争と、適切な保護が共存し、
“分かち合えること”を中心に据えた、
「中くらいの政府」が、今のの社会に必要とされる考え方だと、強く思います。
(熊田光男)
2012/12/05