〈社員さんへのメッセージ⑧〉

(2012年11月1日のメールを掲載します。住職)

 

社員の皆様へ

 

今日から、鶴舞地区において、名工大と共同で開発した、コミュニティサイクル「NITY」(ニッティ)の社会実験がスタートします。

世界初、交通系ICカードで認証・決済まで行うシステムです!

テレビ愛知では昨日夕方報道され、中日新聞の市民版等で取り上げてもらっています。

HS事業部や市外の方にお見せできなくてすみません。

社会に新しい価値を提供することとなる、このコミュニティサイクルです。

是非とも登録して乗ってみてください。

さて、

スタメン落ちしたわが子は、何とか公式戦で、後半出場できるところまで、復活してきました。

わが子曰く、

「自分は、ワンタッチパスで相手を崩すプレーを好み、かつてのコーチからは、そのスタイルを理解してもらっていたが、今のチームは、個人で突破するスタイルを採用している」とのこのです。

小柄なわが子としては、FWで起用されても、簡単に潰されてしまいます・・・

そこで、「高い位置で張って、ボールをもらう」というチームの約束事を無視して、中盤近くまで下がりながらプレーするようにしているそうです。

これを繰り返していたら、スタメンからは遠ざかると思いますが、

自分で、

「これしか出来ない」

と割り切っているようです。

“これしか出来ないこと”を、一生懸命する・・・

それは、それで、良いことかもしれませんね。

日本の吹奏楽の第一人者、大阪府立淀川工科高等学校名誉教諭、丸谷明夫先生が

「日本一になれるか、なれないかの差」について語っています。

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演奏ってね、

言われたとおりに吹いてたら、あかんのですよ。

積極的に自分から、かかっていかんと。僕はいつも
「自分らで音をつくっていけ、かかっていけ」と言うんですが、

昨日も練習を聴いていたら、やっぱり言われたとおりに吹いている。

そんなもの、うちの学校では一つも偉いことはない。「自分はこう吹くから、

こんなふうに指揮を振ってほしい」と僕に言ってくるくらいの奴が、

いてんと困るわけですが、そういう子を育てるのは難しいですね。

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先日のNHKの討論番組でも、若者の積極性がなくなってきているという意見が多く出されていました。

責任の一端は、若者にあるかもしれませんが、

無謀、大胆、危険、失敗・・・

様々なものに、蓋をしてきたのは、大人の方かもしれませんね。

「この工事や商品をどうしても売りたいので、それに合わせた経営をしてほしい!」

こんな意見が聞けたら、嬉しいものですね!

(熊田光男)

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