〈社員さんへのメッセージ④〉

2012年6月4日のメールを転写します(住職)

 

社員の皆様へ

わが社は、社会的に目立たない、メチャクチャ “地味” な仕事をしています!

路面清掃をしたり、橋梁の空隙を調べたり、ガードレールを直したり、自転車を整理したり・・・

普通の人は、車で道路を走っても、

「ここは、きれいに清掃してあるなぁ」とか、

「この防音壁はとても静かだ!」、

なんてことは、まったく気にもしないでしょう。

私たちの仕事は、そういう仕事です!

夢と魔法の王国、ディズニーランドにも、とても“地味”な仕事をするスタッフがいます。

それは、場内の「掃除」をする人たちであり、彼たちを、「カストーディアル」と呼ぶそうです。

ブログ「カストーディアルの話」を、拝借します・・・

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掃除をするということは、

まさしく、

夢と魔法の王国や冒険とイマジネーションの海という非現実世界の中で、

常に、現実と向き合うということである。

それは、

トラッシュカン(ゴミ箱)の中身や、トイレでのさまざまなアクシデント(謎)、

あるいは気分が悪くなった人の残骸など、

それと、

笑顔で接しないといけない、

過酷な仕事であるということは事実である。

だが、そんなことがあっても、

多くのカストーディアルキャストは、笑顔を忘れずに仕事をしているのである。

それはきっと、

働き続けているうちに、

どこに

“魔法の素”

があるのか、

わかるときが、くるだろう。

そこに気が付かない人、あるいは理解できない人は、

きっとつらい仕事であり、長くは続けられないのだ。

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“魔法の素”

普通に安全に道を走っている姿、放置自転車のないきれいな歩道を歩く姿・・・

誰も、わたしたちに、

「ありがとう」

とは言ってくれませんが、

歩む全ての人々が、意識せず道を歩める・・・

その姿を見ることが、

“魔法の素” であってほしいと、思います!

(熊田光男)

 

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