お通夜

葬儀本堂 003

西恩寺では、門徒さんの通夜・葬儀を

本堂で行うことがあります。

ご本尊を中心にして

亡き人と向き合うということを

大切にしたいと思っています。

 

家族が、協力し合って、準備等もしていただきます。

葬儀とは、家族にとって、現実的には、悲しむ間もなく

準備と段取りに追われていきます。

その時に、少しでもと思い、できるだけ私はお手伝いをしています。

葬儀業者との打ち合わせにも参加するようにしています。

解らないことが多いので、相談しながら話し合いをしています。

葬儀本堂 007

お通夜の時は、みなさんとお勤めをしてから、

感話、スピーチなどもしていただきます。

私にとって「その人」との関わり、出遇いなど。

 

もちろん、悲しみのなかで、ことばにならないことがあります。

状況においては、私も言葉を失います・・・・・。

最後に、恩徳讃を謳います。

葬儀本堂 002

お通夜のお勤めが、終わってからは、食事をしながら、

お酒なども一緒にいただきます。

そこで、さまざまな、お話合いができます。

次の若い世代の方々とも出会うご縁です。

気がつくと文字通り「通夜」で、

明け方になったこともありました。

亡き人に向き合うことは、「自分」と向き合うことになっていきます。

あらためて、「人生」を考えるご縁となる「場」です。

つづく

(住職)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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