「社員の皆様へ」メール(66)

2020/12/03 熊田光男さんメール

社員の皆様へ

FB_IMG_1574514668614日常的に「マスク」を着用するようになって、もう9ヶ月ほど経ちます。

今では、電車に乗るのも、食事をするのも、街を歩くのも、

マスクを着用するのが、『日常』になってきました。

人と肩を抱き合いながらカラオケを歌えるようになったら、

人で溢れた居酒屋で大騒ぎできるようになったら、

 

マスクを着けずに、普通にショッピングができるようになったら、

それは、

「有難い」ですね…

かつての『当たり前』だと思った日常が、『有難い』と感じるようになる…。

新型コロナが、私たちに突き付けてくれていることに、

しっかりと向き合う必要があるかもしれませんね…

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「ありがとう」は漢字で書くと、

「有難う」「有難(ありがた)し」という意味だ。

あることがむずかしい、まれである。めったにない事にめぐりあう。

すなわち、奇跡ということだ。

奇跡の反対は、「当然」とか「当たり前」。

我々は、毎日起こる出来事を、当たり前だと思って過ごしている。

毎朝目覚めるのが、あたりまえ。

食事ができるのが、あたりまえ。

息ができるのが、あたりまえ。

友達といつも会えるのが、あたりまえ。

太陽が毎朝昇るのが、あたりまえ。

うまれてきたのが、あたりまえ。

夫(妻)が毎日帰ってくるのが、あたりまえ。

そして…生きているのが、あたりまえ。

生きていることは、あたりまえではなく、

“ありがたい”ことなのです。

「死す」ことが、

“あたりまえ”なのです。

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間もなく年末を迎えます。

この2020年は、何もできず、コロナ一色という「空白の1年」となりそうです。

でも、単に「空白の1年」とするのか、ここで何かを学ぶのか、

それを決めるのは、私たちなんでしょうね…

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