4年目の「3・11」

(西恩寺門徒 熊田光男さん 2015/03/11 メール)

社員の皆様へ

季節外れの大雪となり、都市交通(事)を中心として、

雪氷対策に尽力いただいている社員の皆様、本当にお疲れ様です。

東京や長野、高山などグループ各社、そして、各地の工事現場においても、

重たい雪に苦労されていると思います。本当にお疲れ様です。

安全第一で、何卒よろしくお願い致します。

さて、今日は「3.11」

あれから、4年が経ちました。

あの悲劇的な災害は、多くの『命』を奪い、人類の無力さを突き付けました。

そんな悲劇の中で、世界に衝撃と感動を与えたのが、

避難所で整然と並ぶ被災者の方々や、暴動も起きず静かに復興を目指す、

誇り高き日本人の姿でした。

この姿に、世界中から支援物資や多くの義援金、励ましのメッセージが寄せられました。

こうしたたくさんの支援に感謝の気持ちを伝えようと

仙台市にある、河北新報社が、『ありがとう』の感謝の言葉を集めた、

「ありがとうの詩(うた)」を出版しました。

11歳で被災した、気仙沼市の菊田心君の詩は、せつなく感動的なものです。

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ありがとう

文房具ありがとう

えんぴつ、分度き、コンパス大切にします。

花のなえありがとう。 お母さんとはちに植えました。

花が咲くのがたのしみです。

うちわありがとう。 あつい時うちわであおいでいます。

くつをありがとう。 サッカーの時とってもけりやすくて、

いっしょうけんめい走っています。

クッキーありがとう。 家でおいしく食べました。

さんこう書ありがとう。 勉強これからがんばります。

図書カードありがとう。 本をたくさん買いました。

やきそば作ってくれてありがとう。 おいしくいっぱい食べました。

教室にせん風機ありがとう。 これで勉強はかどります。

応えんの言葉ありがとう。 心が元気になりました。

最後に

おじいちゃん見つけてくれて ありがとう

さよならすることが できました。

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今、私の、皆さんの、目の前にあるボールペン、電話機、時計…

あるのが当たり前なものたちに、

心の中で、

『ありがとう』と、伝えていきましょう!

 

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