2013年1月6日(日)天気 晴れ
(大地に謝する)
新しく家を建てられるご家族から、工事を始めるに当たって、お参りをして欲しいと、依頼を受けた。一般的には「地鎮祭」をやるのだろう。
浄土真宗の門徒は、ご本尊、阿弥陀如来を中心に「行事」を行う。
どんな行事も「仏事」となる。「仏法興隆の事業」である。
仏法興隆とは、お寺が「繁盛」する、
仏法が「流行る」ということではない。
この私が「覚醒」すること。様々な、出来事が「教え」として
私に届けられることである。
それは「私」の物差しと、
この私の生きる「時代社会」の「迷い」を知らされることである。
「私」の不確かさが、いよいよ明らかになり、
「教え」の確かさを頷いていくことである。
起工式においても、ご本尊を安置し、お参りする。
ご本尊、阿弥陀如来が在す家を創る。
お父さんが、お母さんが、家の中心でなく、
阿弥陀さんが家の中心である。
それが、本当の「家」となる、居場所となる。
業者のみなさんもお世話さまです。
どんな家ができるのでしょう・・・・・。
(2013/01/07)