「見えぬけれどもあるんだよ」(52)

熊田光男さん 社員さんへのメッセージ

(2016/11/21)

社員の皆様へ

 お酒を飲むせいなのか、体質なのか、ある程度運動しても、

 中性脂肪値が、なかなか下がりません。

 そんなこともあり、夜、出来る限り30分程度歩くようにしています。

 短パン、Tシャツで、歩いていた季節から、

今は、ベストを羽織るような季節になりました。

 肌に当たる風を感じると、『空気』の存在を意識できます。

 目に見えない『空気』がなければ、当たり前ですけど、人々は死んでしまいます。

 「見えない」けど、大切なものは、この世の中には多くありますね…

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金子みすゞの『星とたんぽぽ』の詩には

 「見えぬけれどもあるんだよ。

 見えぬものでもあるんだよ。」とあります。

 私達が、生かされているということは、

 色々な、目に見えないものによって、支えられていると言えます。

 目には見えないもの、表面だけしか見ないのでわからないものが、

 私達の中に確かにあると思います。

 大切なことは、

 そういうものは、何かという問いを、

 生涯において持ち続けることです。

 そうすることによって、

 私達の思慮分別を超えたはたらきがあることに、

 頭が下がる、感謝の心を、

 持つことが、できるのではないでしょうか。

 風は見えないけれど、

 なびく草を見て、見えない風の存在に気づくように、

 私達の身の回りには、

 あまりにも、多くの見えないものがあるということが、いえると思います。

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見えないものを感じ、

 その「偉大な何か」に、感謝できる、

 そんな人になりたいものですね…

 

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