西恩寺門徒 熊田光男さん。
社員の皆さんにメールを送っておられます。
(2021/06/23)
社員の皆様へ
今週の月曜日は、久しぶりに、会社のトイレ掃除の順番がまわってきました。
手袋に手を通し、ブラシをもって便器をゴシゴシ。
流せるトイレクリーナーで、床や便座を拭いて、手洗い場をスポンジで洗い、
ガラスを拭いて終了です。
トイレ掃除は大変ですね…。
SA・PAのトイレでも、神馬の湯のトイレでも、公園や管理事務所のトイレでも、
毎日、誰かが掃除をしてもらっています。
だから、皆が気持ちよく用を足せます。
トイレ掃除は、本当に大切な仕事であると、掃除しながら気づかせてもらっています。
坂村真民の詩「尊いのは足の裏である」です。
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尊いのは 頭でなく 手でなく
足の裏である
一生 人に知られず
一生 きたない処と接し
黙々として その努めを 果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な 仕事をし
足の裏的な 人間になれ
頭から 光が出る まだまだ だめ
額から 光が出る まだまだ いかん
足の裏から 光が出る
そのような方こそ
本当に偉い人である
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「足の裏から光が出る」
“暑い時に、トイレ掃除の順番がまわってきたな…”
と、感じる私の足の裏には、
残念ながら“影”しかありませんね。