「社員の皆様へ」メール(68)

西恩寺門徒 熊田光男さん。

社員の皆さんにメールを送っておられます。

(2021/06/23)

社員の皆様へ

今週の月曜日は、久しぶりに、会社のトイレ掃除の順番がまわってきました。

手袋に手を通し、ブラシをもって便器をゴシゴシ。

流せるトイレクリーナーで、床や便座を拭いて、手洗い場をスポンジで洗い、

ガラスを拭いて終了です。

トイレ掃除は大変ですね…。

SA・PAのトイレでも、神馬の湯のトイレでも、公園や管理事務所のトイレでも、

毎日、誰かが掃除をしてもらっています。

だから、皆が気持ちよく用を足せます。

トイレ掃除は、本当に大切な仕事であると、掃除しながら気づかせてもらっています。

坂村真民の詩「尊いのは足の裏である」です。

++++++++++++++++++++++++++++++++++

尊いのは 頭でなく 手でなく

足の裏である

一生 人に知られず

一生 きたない処と接し

黙々として その努めを 果たしてゆく

足の裏が教えるもの

しんみんよ

足の裏的な 仕事をし

足の裏的な 人間になれ

頭から 光が出る まだまだ だめ

額から 光が出る まだまだ いかん

足の裏から 光が出る

そのような方こそ

本当に偉い人である

++++++++++++++++++++++++++++++++++

「足の裏から光が出る」

“暑い時に、トイレ掃除の順番がまわってきたな…”

と、感じる私の足の裏には、

残念ながら“影”しかありませんね。

 

 

This entry was posted in 門徒の声. Bookmark the permalink.