(2020/05/13)
熊田光男社長の「社員さんへのメッセージ」
いつも紹介しているように、「〇〇して“あげる”」というのは、
“あげる”わけですから、ドンドンと無くなっていきます。
しかし、「〇〇させて“いただく”」というのは、
“いただく”わけですから、ドンドンと増えていきます。
「自粛してあげてるんだから、補償をよこせ!」
「我慢してあげてんだから、お前も我慢しろ!」
今の世の中では、こんな“あげる”言葉が聞こえています。
何か大切なものが、ドンドンと無くなっている気がしますね…
何かをしてあげても、何かをさせていただいても、
どちらでも、気持ちよく「ありがとう」といえる世の中に、戻していきたいものですね…
小林正観の『宇宙を貫く幸せの法則』より。
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何かをしてもらって「ありがとう」を言うのは、
「ありがとう」の凄さの、
半分くらいしか、使っていないのかもしれません。
「ありがとう」は、してもらったときだけでなく、
こちらが、「してあげた」とき、「させていただいたとき」にも、使えるのです。
「させてくださって、ありがとう」。
人のためではなく、自分からしてあげることで、
たくさんの「ありがとう」(させてくださって、ありがとう)
を言うことができるというのは、
なんとも、楽しいことではありませんか。
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我が社は、伝統的に、
商品を造るメーカー、その商品を売る商社、作業をする協力業者など、
いわゆる仕入業者を大切にしてきました。
ものを買ってあげる、仕事をさせてあげる、ではなく、
ものを分けて“いただける”から、作業をして“いただける”から、
今の我が社があります。
新しい仲間が加わり、動き始める時期だからこそ、
改めて、この守り続けてきた「伝統」を共有していきたいですね。