「社員の皆様へ」メール(62)

(2020/05/13)

熊田光男社長の「社員さんへのメッセージ」

いつも紹介しているように、「〇〇して“あげる”」というのは、

 “あげる”わけですから、ドンドンと無くなっていきます。

 しかし、「〇〇させて“いただく”」というのは、

 “いただく”わけですから、ドンドンと増えていきます。

 「自粛してあげてるんだから、補償をよこせ!」

 「我慢してあげてんだから、お前も我慢しろ!」

 今の世の中では、こんな“あげる”言葉が聞こえています。

 何か大切なものが、ドンドンと無くなっている気がしますね…

 何かをしてあげても、何かをさせていただいても、

 どちらでも、気持ちよく「ありがとう」といえる世の中に、戻していきたいものですね…

 小林正観の『宇宙を貫く幸せの法則』より。

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何かをしてもらって「ありがとう」を言うのは、

 「ありがとう」の凄さの、

半分くらいしか、使っていないのかもしれません。

「ありがとう」は、してもらったときだけでなく、

こちらが、「してあげた」とき、「させていただいたとき」にも、使えるのです。

「させてくださって、ありがとう」。

人のためではなく、自分からしてあげることで、

たくさんの「ありがとう」(させてくださって、ありがとう)

を言うことができるというのは、

なんとも、楽しいことではありませんか。

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我が社は、伝統的に、

商品を造るメーカー、その商品を売る商社、作業をする協力業者など、

いわゆる仕入業者を大切にしてきました。

ものを買ってあげる、仕事をさせてあげる、ではなく、

ものを分けて“いただける”から、作業をして“いただける”から、

今の我が社があります。

新しい仲間が加わり、動き始める時期だからこそ、

改めて、この守り続けてきた「伝統」を共有していきたいですね。

 

 

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